不動産ニュース / 開発・分譲

2014/3/14

東京・新宿で「既存不適格」マンションを建て替え/旭化成不動産レジデンス

 旭化成不動産レジデンス(株)は14日、「シンテンビル(左門町ハイツ)」(東京都新宿区)の建替事業を着工したと発表した。同社が手掛けるマンション建替え事業としては、18件目。

 同物件は、首都圏不燃建築公社が1962年に分譲した、地上11階地下1階建て、総戸数28戸・事務所1戸のマンション。2011年の東日本大震災により、老朽化と耐震性不足が露呈し、また敷地権が地上権(借地権)であり、その契約期間満了が迫ってきていたことから、建替推進を決意。同年6月、同社が事業協力者に選定され、13年2月権利者全員(28件)同意の上、等価交換方式による建替決議を成立させた。

 鉄筋コンクリート造地上13階地下1階建、総戸数37戸(住戸36戸、事務所1戸、非分譲住戸7戸含む)のマンションに建て替える。地上権を設定し直すことで、従来と同じ地上権マンションとして再建する。新たな間取りは1K、1LDK、2LDK。

 現行の建築法規では容積率オーバーする「既存不適格マンション」のため、建て替えにより延床面積が4,068平方メートルから3,560平方メートルに減じ、住戸面積も43~50平方メートルから、25~53平方メートルとなる。販売開始は14年10月、竣工は16年1月を予定する。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年6月号」の発売を開始しました!

編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。